神の数式、量子物理学とスピリテュアルな世界はつながっていた!(2)

相対性理論と素粒子の数式の矛盾の解決へは、長い年月、多くの学者によって続けられ、アメリカの理論物理学者シュワルツとグリーンは計算の過程で496という完全数に出会います。 完全数496を数式に当てはめてみると相対性理論から素粒子の数式まで矛盾なく氷解して答えが現れ、「超ひも理論」として神の数式に近づいたのです。

|超ひも理論 って何?

さあ、だんだん訳が分からなくなってきましたね。 「ひも理論ですか。 何かいかがわしい男性のことですか?」などと誤解なさらす、宇宙の起源や物質の本質にせまる理論なのですから。

|簡単にいうと、素粒子は極小の「ひも」だった

この「超ひも理論って何」について簡単に触れてみます。 物質は何で出来ているのか、という問いを極限まで追求してみます。 「原子でできています!」と答えるのが義務教育。 「原子は、原子核とその周りを回る電子でできている」と補足するの受験生。 「細かく見ると、原子核は陽子と中性子でできており、陽子と中性子はどちらもクオークでできている。」と答えたなら科学通です。 電子やクオークは、もうこれ以上細かく分割することはできない粒子です。 これを素粒子と呼ぶんですね。 従来の物理学(量子論)では、素粒子は点であると考えられていました。 しかし、0次元の点ではなく1次元のひもであると考えると、計算が色々うまく行くことがわかりました。 ここから生まれたのがひも理論なんです。 ひも理論では、万物の根源である素粒子は極小のひもで出来ていると考えます。 開いた1本の線のようなひもだったり、輪ゴムのように閉じたひもだったりして、そのひもが振動したり回転したりして粒子になっているというのです。

|「ひも」だからブラックホールでも振動してるんだ

これでブラックホールの元の元のゼロポイントは、「ガッチガッチの超密度」で何も動けない世界だから、熱力学的にいうと熱の発生はゼロじゃないの? という疑問にも答えられます。 素粒子は、点ではなく「ひも」なので上手く統合され、ちゃんと振動しているというんです。 そうか、振動しているなら「熱は粒子の振動から起こる」ということもうなずける訳です。

|自然界の4つの力 統一できるか?

自然界にたくさんある力はすべて、4種類の力のいずれかに分類することができます。 その4つの力とは「電磁力」、「弱い力」、「強い力」それに「重力」です。 それぞれの力には、その力を伝える(媒介)粒子があり、それをゲージ粒子といいます。 もし、この4つの力を1つの理論で説明できれば、その理論は宇宙の根本原理となるのです。 4つの力を同じ数式、つまりひとつの「神の数式」で書ける理論が見つかれば、万物のすべての現象を説明できるということです。 各力を簡単に説明しますと、 ☑ 電磁力

たとえば、原子間の力や化学反応を起こす力をいいます。 電磁力は「電荷」に対して働き、力は無限大です。 媒介は「フォトン(光子)」です。

☑ 弱い力

ベータ崩壊を引き起こす力です。 原子核がβ線を放出して別の原子核へ変化する反応ですね。 量は「弱荷」であり、力は10-14㎜の影響範囲と制限され、媒介は「ウィークボソン(弱中間子)」です。

ここまでは、1967年にアメリカのワインバーグとパキスタンのサラムによって理論的に統一されています。(統一理論) ☑ 強い力

原子核内の力、核力と呼ばれるもので、ハドロン間の相互作用や、原子核内の各核子同士を結合している力(核力)を指します。 量は「色荷」であり、力は10-12㎜の影響範囲と制限され、媒介は「グルーオン(膠着子)」です。

強い力といわれる通り、電磁相互作用に比べて102倍の強さがあります。

統一された「電弱力(でんじゃくりょく)」に、さらに強い力を加えた「大統一理論」もありますが、まだ、理論的に完成していません。 ☑ 重力

重力はニュートンでもお馴染みでしょう。 天体間の力や重力そのものを指します。 量は「質量(エネルギー)」であり、力の影響は無限大です。 媒介は、「グラビトン(重力子)」と名付けられていますが、まだ発見されていません。

「グラビトン(重力子)」は、アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論より、導かれる重力波を媒介する粒子として提唱されたものです。 スピン2、質量0、電荷0、寿命無限大のボース粒子であると予想され、力を媒介するゲージ粒子です。

ちなみにアインシュタインは、重力と電磁力の統一に情熱を傾けましたが、失敗に終わっています。 重力を含めたすべての力を統一する超大統一理論も、未完です。 これが物理学者の見果てぬ夢なのです。 しかし、いいところまで来ていると思いませんかです。 この壮大な難問に挑み続ける人々、神の摂理に近づこうとする人々、恐れ多い気もしますが、これは人類の宿命でしょう。

|その他驚くべき理論

知らないだけで、常識とは言えない飛び過ぎた理論が私たちを魅了します。 そのような世界観は、たしかにスピリテュアル的な世界と結びついていくのかもしれません。

|未来から現代へ遡る時間

天才たちが導き出した理論はどれも、常人の理解を遥かに超越している。 50年前、テルアビブ大の天才物理学者ヤキール・アハラノフと量子力学の祖ボームが共に予言した「アハラノフ・ボーム効果」など、とてつもなく不思議な世界です。 それによると、時間は遠い未来の宇宙の終末から現在へ逆に流れて、今の宇宙を形作っているらしいのです。 過去から未来へだけでなく、未来から現代へも時間が流れているとは、実にロマンチックじゃないでしょうか。

|宇宙は点から始まり、実は10次元の世界

更に驚く理論は、宇宙の誕生のビッグバンの始まりは極小の点であったことです。 想像を絶する広大な宇宙が一点から始まるとは、いくら考えても理解し難いと思いませんか。 それは、我々が認識できる4次元の思考で考えているから1点に見えるだけのことで、実は宇宙の始まりは10次元の世界だと説明されています。 次元が無数にあること以上に驚くのは、我々が属しているような広大な宇宙が少なくとも10の500乗個はあると想定されていることです。 だとすると我々の属する宇宙は、真に広大無辺な大宇宙から見れば砂粒ほどに小さな存在です。

|次元とは何?

1次元空間が線 (上下だけの世界) 2次元空間が面 (上下と前後だけの世界) 漫画の世界のようなイメージ。 3次元空間が立体 (上下と前後と左右のある世界) 私たちの世界です。 4次元空間が、上下と前後と左右と、もう一つの方向があるような世界です。 ただし、「4次元」という言葉は、「4次元空間」と「4次元時空」の2通りの意味を持っています。 私たちは感覚的には「4次元時空」に存在していると思っています。 つまり、「3次元空間+時間」という、空間と時間の両方で表した概念です。

|スピリテュアル的な次元とは?(参考)

時間は超越され、空間次元になります。 ちゃかすつもりはありませんが、少し面白めに載せています。 この次元ランクは各種資料から推測したものです。   3次元 「人間界」 4次元 「地獄界」と「精霊界

全霊界からみるとほんの一部だそうです。 西洋では準天国です。

5次元 「善人界

ここからが本当の天国だといわれています。

共産主義のレーニン、毛沢東、それに日本の清少納言がここにいるそうです。

6次元 「光明界」と「諸天善神界

ここからは、高級霊界です。 天使の候補生がいる世界です。 神社では諸天善神

シューベルトやチャイコフスキー、紫式部に森鴎外、パスツールもここに。

7次元 「菩薩界」と「梵天界

ここから本物の天使の世界です。 神社の神様もいます。 準如来、準天使の世界ば梵天です。

あの諸葛孔明や劉備玄徳。 勝海舟に坂本龍馬。 名経営者の松下幸之助や本田宗一郎も。

そして、親鸞聖人や蓮如上人、道元禅師や西行法師は、この世界におわします。 また、天照大御神や日蓮も梵天界におられるそうです。

8次元 「如来界

如来や大天使が住んでいる世界です。 キリスト教では七大天使。 日本神道では、天御中主命などがそうです。 普通の人霊から見れば、創造主と見間違える程、偉大な大霊です。

有名な神様が多く、イザナギノミコト、ミカエルなど7大天使、ジュピター、天之御中之神など創造三神、大日如来。

エジソンやアインシュタイン、バッハやハイドン、ダビンチやレンブラント、預言者マホメッドや聖徳太子、なんとナポレオンやルーズベルト、リンカーンやガンジーもここに名をつらねています。

9次元 「宇宙界

地球の文明を司る、いわゆる『地球神』が住んでいる世界です。 お釈迦さまやイエスさまは、この世界に在する大霊です。 地球系霊団の至高神(地球の神々のリーダー)は、この世界の頂点に、人類を統べる『法の意識』として存在しています。 七次元から九次元に至るまでの神々は、人格を持っています。 つまり、皆さま、仏国土ユートピアを建設するために地上に降臨したことがあるといわれています。)

ここには、釈迦やイエスキリスト、そしてモーゼや孔子がいます。

10次元 「惑星意識」

この世界から上には、人格神は存在しません。 この世界は、「惑星意識」の世界です。

|この次元と数意の解釈が面白い

孤高の宗教家であった高橋信次氏の説より、 1次元→ パヌエル→ 科学・真理・発明発見・知恵→ 真 2次元→ ミカエル→ 善悪二元論・道徳的完成・良心→ 善(良心) 3次元→ ラファエル→ 芸術・創造・発展・ユートピア具現→ 美 4次元→ 弥勒菩薩→ 調和・エネルギー・調整→ 調和 5次元→ モーセ→ 正義・勇気・改革・開拓・冒険→ 義(勇気) 6次元→ 孔子→ 敬・秩序・礼節・仁・徳・中道→ 敬(秩序) 7次元→ イエス→ 愛・自己犠牲・如心・利他・貢献→ 愛(利他) 8次元→ 仏陀→ 慈悲・無限の愛・自由・法→ 慈悲(法) 9次元→ エル・ランティー →信・救世・求道・指導・歓喜→ 信(救世)

~ まとめ ~

このことを信じる信じないということを問題にしているのではありません。 こういった世界があるかもしれない。 仮にあるとしたら、どんな世界なんだろう? ただ単純に考えるだけです。 深淵な真実がそこには横たわっているかもしれません。 しかし、私たち現在に生きる人類は、夢と創造、導き出せる事実との中から真実を追求していくことしかできないのかもしれません。 スピリテュアルはあくまでもスピリチュアルです。 科学の追求事態が、そのスピリテュアルな世界へあたかも挑戦しているかのごとくです。 なぜなら、それはわかってないからです。 だれもが認めることではないからです。 ただし、一つだけ違いがあるとすると、科学は真実を予想できるということです。 その予想や可能性を明らかにしていくことこそ科学なのですね。   科学者へのあこがれは、その究極を求める姿勢にあると思います。 今後も、科学の進歩を追い続ける人類の活動から目が離せませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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