何故、私たちはこの不思議な世界に惹かれるのか?
本能と五感を甦らせる
私たちは生命やそのパワーについて古代の昔から積み重ねと、伝えられてきた経験と知見があります。
まだ原始的であったその時代、人間は本能と五感、そして人間に与えられた見えざるパワーをフルに活用していました。
道具が進化し、社会を構成し、生活の水準も進歩し、自然界の過当競争から動物界において一歩優位を勝ち抜く存在になってきました。
人は生きるための活動の中で、いち早く危険を察知し、回避するためにその経験を潜在意識の中に刻み付けてきたのです。
しかし、現在では自然界に起因した人間本来への異変から、また物質的かつ化学的な影響による変異も加わり、まさに私たちの身の回りに起こることはその連続性のコングロマリットとなってしまいました。
つまり、様々な要因によって私たちの心や体、さらには自然環境まで変異し、何故そうなったのか、その原因と経路が解りにくくなってしまっています。
人間には本来「五感」というものが備わっています。また直観といわれる第六感を含めますと、潜在意識も含め私たちにはあらゆるセンサーが働いています。
自然治癒力を養う
そして私たちの体には「自己防衛反応」と「自己免疫力」がもともと備わっています。
それが「自然治癒力」といわれるものです。
ひとつは「自己再生機能」です。 傷を負って血が出てきても、血小板が血を固め、傷口を塞ぎ、やがて傷の箇所の皮膚が盛り上がり再生させようとします。
もう一つは、「自己防衛機能」です。 外部から侵入してくる細菌やウイルスなどの外敵と戦い、排除・分解・排出しようとすることです。
それは外部だけではなく、内部に起こった異変、細胞が異質に変化する、つまりガンなどの変異細胞についても「自己免疫力」をもって戦ってくれるのです。
抗酸化機能を維持する
また、「抗酸化物質」も私たちの健康のバランスを守る大事な役割を持っています。
私たちの身体は年齢とともに老化します。金属の錆のように細胞が錆びていくのです。この錆びる、つまりこの酸化は活性酸素の仕業なのですね。
活性酸素は絶えず身体の中で作られています。これが蓄積されると、単に老化を早めるだけでなく、がん細胞を増殖させたり、動脈硬化を引き起こしたりと、様々な病気の原因になっていることが分かっています。
ですから、私たちの体は抗酸化物質を摂り、抗酸化力を作り出すことが必要なんです。
どうして活性酸素は体に害があるのでしょう? それは活性酸素の電子がとても不安定である分子だからです。 彼らは他の分子の電子だけを奪ってできる化合物を作り出します。彼らは1日に細胞あたり約10億個発生し、細胞内のDNAを損傷させようとします。 通常生活の中でもDNAの損傷数は細胞あたり1日数万から数十万個になりますが、健康であれば抗酸化力で同等数の細胞を修復してくれます。
量子力学と生物物理学の融合
これからの時代と技術は、既存の生理学から生物物理学の世界へと踏み出して行くでしょう。 分子以下のミクロの世界では古典物理学では説明できないことが量子物理学で解明されようとしています。 この80年前から始まった生物物理学との融合もますます盛んとなり、科学の世界においてはあらゆる学問が動員されていくことになるのでしょう。
参考パンフレット: 日本生物物理学会 http://www.biophys.jp/highschool/pdf/biophysGrad_ver2.pdf
陰陽五行を基本としたツボ
また、古代中国では宇宙にあるすべてのものは木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていると考えられていました。それが陰陽五行説です。
「相生(そうせい)」、木は燃え火となり、火が燃えた後には灰が残り土に還る。土からは金が掘り出され、金が冷え凝結すると水が生まれる。水は木を養い水がなければ木は枯れる。つまりこれは「陽」の関係となります。
反対に「相剋(そうこく)」、木は根を土に張って締め付け、養分を吸い取って土を痩せさせる。土は水を濁し、吸い取り、そしてせき止める。水は火を消し。火は金を溶かす。金の斧や鋸は木を傷つけ切り倒す。 相勝つという意味で、「陰」の関係となります。
「つぼの五行色体表」はこの五行をモチーフに臓器である五臓に割り振り、その部位や現象、変調したときの症状などを分類したものです。
東洋医学の五臓腑は広い意味を含んでいますが、この五行色体表を使ってその特徴を表すことができます。
五行色体表と健康管理
<木> 肝臓 胆嚢 「春」に属し、「目・筋・涙・爪」の部位に関連し、「風」が招き入れ「歩」に変調を来す。皮膚は「青ざめ」、「怒り」の感情を伴う。「麦」を食すと良く、「酸味」に変調を来す。
<火> 心 小腸 「夏」に属し、「舌・脈・汗・顔面」の部位に関連し、「熱」を招き入れ「視」に変調を来す。皮膚は「赤」くなり、「喜び」の感情を伴う。「きび」を食すと良く、「苦味」に変調を来す。
<土> 脾臓 胃 「土用」に属し、「口・肌肉・よだれ・唇」の部位に関連し、「湿」が招き入れ「座」に変調を来す。皮膚は「黄色」、「思い」の感情を伴う。「あわ」を食すと良く、「甘味」に変調を来す。
<金> 肺 大腸 「秋」に属し、「鼻・皮・鼻水・体毛」の部位に関連し、「燥」が招き入れ「臥」に変調を来す。皮膚は「白」くなり、「悲し」の感情を伴う。「稲」を食すと良く、「辛味」に変調を来す。
<水> 腎臓 膀胱 「冬」に属し、「耳・骨・つば・髪」の部位に関連し、「寒」を招き入れ「立」に変調を来す。皮膚は「黒ずみ」、「恐れ」の感情を伴う。「豆」を食すと良く、「塩辛い」に変調を来す。
ずべての「ツボ」は経絡の上に
全身には361のツボがあると言われています。
経絡は体の深部で各臓腑と密接に関係し、全身の気を調整しています。 つまり、経絡につながる関係性のあるツボを刺激することによって、体の変調を調整することができるのです。
また、人間には「気の流れ」「リンパの流れ」「血の流れ」がありますが、量子力学により最近わかってきたことは、生物情報は「光子」によって運ばれ、伝達されます。その光子は膨大な情報を持つ細胞、言い換えれば「DNA」へ働きかけ、自身が蓄えてきた免疫という財産を活性化させます。
人間はとてつもない多さの電気信号を受け入れ、それを体や脳に流し、そしてエネルギーとして発散させています。 生物物理学は超ミクロの世界を解き明かす学問として、今後は今まで未知なる課題であった疑問に答えてくれることでしょう。
その中でも私たちは「光」を健康に利用するTaopatch🄬の最先端技術に関心を寄せています。